550km運動した上でのガチレビュー : xiaomi mi band 7
目次
はじめに
ここ数年フィットネス関係の製品はApple watchで事足りていたこともあり、特に新しいものは試していなかったのですが、Xiaomiのmi band 7が発表されたのち、そのトラッカーのサイズ感といい、形といい何かしら自分に刺さったこともあったのでみんな大好きaliexpressからお取り寄せしました。その後、日々のワークアウトのお供として日々身につけてはや数ヶ月、550km運動をしたのち、どのような発見、学びがあったかを振り返ろうと思います。
ここだけは読んでほしいハイライト
- 主張しないデザイン、かさばらないサイズは素晴らしい!一方で画面が小さいので表示される文字が小さいよ・・・老眼な人にはmi band 7無印はツラい
- GPSがついていない。その分小さい。使用するアプリ(Mi fitness or Zepp Lite)スマホのGPSに頼ることになる
- 基本的にはZepp lifeを推奨
- Zepp lifeを使う上では特に困ることはない。アプリクラッシュ後、実施中だったワークアウトのレジュームができるのは嬉しい。一方でZepp Lifeはワークアウト開始後しばらく待っておかないと痛い目にあう(後述します)
- Mi fitnessはワークアウト時のアプリ強制終了orアプリクラッシュ後のレジューム機能がない・・一方でiOSのヘルスケアとはきっちり連動し、記録を残すことが可能
- Zepp lifeはウォークアウト時の復帰はあるが、一方でiOSのヘルスケア連携が動作していないのでワークアウトの結果をヘルスケアにインポートすることができない・・・と言うことで何を優先するのかで使用するアプリを選ぶしかない
- アクセサリが充実している。バンドもシリコンバンドや変わり者ではセラミックのバンドなど種類が豊富。充電台などもいろいろあるのでAliexpressで調べるのをおすすめします
この製品は誰にぴったり?
- Apple製品=Apple Watchは高すぎるので、数千円レベルでお気軽にフィットネストラッカーを試したい人
- AndroidユーザやXiaomiのケータイなどを持っている人など、Xiaomiエコシステムの何かしらの製品群を持っている人
- 小さいフィットネストラッカーは機能に制約ありすぎてつまらん!なにかないのか?と悩んでいる人(実際Fitbit Luxeのダメさに絶望したクチです)
製品説明/特徴
Mi band 7 も発表されてから数ヶ月がたち、現在は日本語の製品説明のページもできました。
https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-smart-band-7/
詳細はリンク先から確認いただければと思いますが、公式の説明する特筆点としては、
- 1.62インチ 有機 EL(AMOLED) 高解像度ディスプレイ
- カスタム ウォッチフェイス
- 一日中の血中酸素レベル をモニタリング
- 睡眠モニタリング
- 最大酸素摂取量 プロフェッショナル ワークアウト分析
- 心拍数 モニタリング
- 今日のコーデに合わせるカラフルなストラップ
- 110種類以上の エクササイズモード
- 5ATM 耐水性能
- 約14日間の バッテリー持続時間
が、挙げられています。
約2週間のバッテリーライフとか正直だいぶスペック盛っている気もしますがここ最近リリースされたヘルストラッカーの中では抜群の性能とコストパフォーマンスを持っていることは間違いないと感じています。
製品写真
アプリケーションの画面、使用感
Zepp life 編
Mi Fitness 編
ベンチマーク
- バッテリーのもち
- 使い方による、とはよくネット上では言われているが、使える機能をモリモリにすると1日で35%〜40%程度消費する。(睡眠、血圧、SPO2、ストレスなどのモニタリングをonにし、通知を表示するようにしている場合)
- バンド本体のUIの使い勝手
- UIが若干クセがある。また画面が小さいこともあり、目覚ましのアラームセットなどのインタフェースを介しての設定はかなりしんどい。
- Mi fitness/Zepp life アプリの使い勝手
- Mi fitnessアプリは運動の機能での改善を期待する。アプリクラッシュ後のレジュームができないのは致命的
- Zepp lifeアプリは基本的な使い勝手は良い。が一方でワークアウト開始後、しばらくそのアプリを開いておかないとスマホのGPS連動がうまくいかないことに何度か遭遇した。また、ヘルスケアと連携ができないのが致命的
- Apple製品との連動
- iOS側のセキュリティの設定でMi fitness/Zepp life側に対してのデータの取り扱いの設定をオンにする必要がある
- Mi fitnessは問題なくデータのエクスポートができた
- Zepp lifeはデータ取り込みができなかったので(昔はできていたらしい)、改善を期待する
製品を使用しての所感
本製品を使い始めて数ヶ月。有名企業が出している数万円する高度なトラッカーに比べると5000〜6000円程度で買えることもあり、値段が安いという前提条件においては基本的な機能の部分には概ね満足しています。
一方でApple healthcareとの連携が片手落ちだったり(Zepp life)、ワークアウト時のレジュームができなかったり(Mi fitness)、もう少しアプリの製品開発を詰めてからリリースが良かったのではと思ってしまうこともあります。あとフォントサイズは変えれるようにして欲しいですね。。。40代、老眼もちにはこのトラッカーのフォントサイズは厳しすぎます・・・
また運動時、特にウォーキングやランニングを実施しているときにはその液晶の見やすさに感動します。特に夕方〜夜においての視認性は抜群でコンパクトなのにすごいキレイに見えると驚きました。
併せてウォーキング時に1km毎にどれくらいのペースで歩いているか、1分間の心拍数はどれくらい、という内容を(英語ではありますが)定期的に教えてくれるのもポイントが高いです。
まとめ
- 圧倒的なコストパフォーマンス。主張しないデザインもまた良い
- 画面のテーマを着せ替えのように設定できるのも○
- 前モデルに比べ画面が大きくなったとはいうがまだまだサイズは小さい
- オプション品が豊富なのがいい。バンドやケーブル、充電台などもそこそこ種類があるのでAliexpressを探すと楽しい
- いきなり本格的なトラッカーは高すぎるのでお試ししたい、というライトユーザにはオススメできる
- 一方でソフトウェアの完成度が今一つ。タイムリーにアップデートしながら不満点が消えて行くといいんだけれど・・
幼少期は広島、10代の半分を海外で過ごす。国内SIer、外資大手NWベンダ、外資エンドポイント管理のスタートアップなどを渡り歩く。
世の中にある面白いガジェットを追い求めて20余年。日々のウェブ界隈パトロール時に偶然(?)見つけてゲットしてしまったガジェットをご紹介することに情熱を注いでいる。
愛機はiPhone 13 Pro Max, Pixel 7, Surface Pro XとiPad Pro M1 12.9インチ。
この記事へのコメントはありません。