レビュー : JAPANNEXT 10.1インチモバイルディスプレイ(JN-MD-IPS1012HDR)
コロナ禍も落ち着き、人々の流れももどり、ステイホームの頃と状況はかわり、出先でパソコンを触ることも多くなってきました。その際にいつも思うのはノートPCの作業画面の制約の多さ。モバイル用途なので大画面は必要ない、でももう1画面ほしいんだよなーと思っていた時に、この1台、(1枚?)はお役に立てること間違いなしです。
目次
はじめに
私事になりますが、ひょんなことからディスプレイモニター販売を行っているJAPANNEXTさんのアンバサダーに就任することとなりました。数年前、会社で安くて性能のよい4Kモニターはないものか、、と探していたときに非常にコスパ&性能がよいものをリリースされているのを見つけました。
その性能&価格に衝撃をうけ、それを即ポチし現在も使い続けている、いちJAPANNEXTのファンでもあるのですが、もう一歩踏み込んで製品の良さを世の中に伝える伝道師の役目に挑戦することになりました。
その記念すべき1つめの製品は10インチのモバイルモニターという少し毛色が違うものに。
モバイルモニターって13~15インチが主な普及帯だとおもうのですが、これらのサイズはいかんせんかさばる&意外と重いんですよね。。。
タブレット並の軽さで気軽に持ち運べる、これだ!と思い、このモニターの評価機材貸出を依頼しました。
お知らせ:
本記事はJAPANNEXTさまのアンバサダープログラムに基づき、機材をお借りしてのレビューとなっております。
ここだけは読んでほしいヘッドライン
- 圧倒的な軽さ、そして絶妙なサイズ感
- さすがは国産ベンダー、ガチな日本語のドキュメントで迷うことなくセットアップ
- USB Type-Cケーブル1本でつながるお手軽さ
- 打ち合わせスペースなどでお客さまに資料を見せる際のモニターとしても、カフェでのモバイル作業にも最適
- Type-Cケーブルもう1本追加でモニタを使いながらPCにも給電できる
- 消費電力も優秀。明るさに応じ2W~3W程度。
- テカテカスクリーンは使用者の好みによりけり。映り込みが苦手な人は画面フィルターを買おう
製品の開封
製品外観、PCへの接続
ノートPCは作業用、サブ画面でドキュメントやホワイトペーパー読むときにかなり使える
製品の性能諸元
商品名、型番 | JN-MD-IPS1012HDR | |
液晶パネル | パネル種類 | IPS系 |
サイズ | 10.1 | |
バックライト | E-LED | |
輝度 | 400cd/m2 | |
コントラスト | 800:01:00 | |
コントラスト(DCR) | YES | |
画素ピッチ | 約0.113mm | |
解像度 | 1920×1200 | |
アスペクト比 | 16:10 | |
応答速度(最大) | 30ms | |
視野角 | H:170º,V:170º | |
表面処理 | 光沢 | |
表示色 | 1677万色 | |
機能 | FreeSync | NO |
フリッカーフリー(ちらつき軽減) | NO | |
ブルーライト軽減モード | YES | |
HDCP | YES1.4 | |
HDR10 | NO | |
MPRT | NO | |
PIP/PBP | NO | |
miniHDMI | 1.4 1920×1200 @60Hz | |
Type-C(USB-C)1 | 3.1 1920×1200 @60Hz | |
Type-C(USB-C)2 | 3.1 1920×1200 @60Hz | |
音声 | イヤホン出力 | NO |
スピーカー | 1Wx2 | |
Power | 消費電力 | 最大≦10W 通常≦5W スタンバイ≦0.5W |
AC パワーレンジ | AC 100-240V 50/60Hz/ To DC 12V 5A | |
電源ライト | オン:緑 スタンバイ:緑点滅 | |
環境条件 | 使用温度条件 | 5℃ ~ 40℃ |
使用湿度条件 | 20% ~ 85% | |
外形/重量/機能 | 外形寸法(スタンド無し) | 高160mmx幅237mmx奥行9mm |
外形寸法(スタンド付) | — | |
梱包寸法 | 高41mmx幅267mmx奥行192mm | |
製品重量(kg) | 約0.27kg | |
梱包総重量(kg) | 約0.8kg | |
チルト機能 | NO | |
高さ調整 | NO | |
スイーベル | NO | |
ケンジントン | NO | |
VESAマウント | NO | |
付属品 | マニュアル、保証書、HDMI to miniHDMIケーブル(1.2m)、 USB Type-Cケーブル(1.2m)、 USB Type-A to USB-Cケーブル(1.2m) |
実際の使用感&まとめ
本製品を2週間程度持ち歩いて使用しました。率直な感想をまとめるとすれば、
- 特筆すべき軽さ。8インチタブレットよりも軽い(270g)、かつ10インチというコンパクトなサイズが絶妙な持ち歩きやすさを実現している。またモニターとしてのフットプリントも最小限にまとまっていて小さめのカバンでもらくらく入る。軽い故に持っていこうかなとすぐに思えるのは大きい
- 省電力設計なのか、通常接続時は2W、明るさ最大で使用しても3W以上は消費しなかった。これはバッテリー性能が限られたコンパクトノートPCのお供で使ってもバッテリーの持ちの影響は比較的少なくてすむ
- パネルもIPSパネルということもあり、横や上下ともに見えづらさを感じることはなかった
- 持ち運びのケースはスタンドになるカバーがついているが、あくまでモニタ前面を保護するのみ。前面を守りたい場合はHakubaのChululuタブレットスリーブがジャストフィットする
- 上の写真でも説明したが、さすがは国産メーカー、充実した日本語ドキュメントでわかりやすい
- 光沢液晶は映り込みがカフェなどで光源が多いところでは若干気になった
外回りの営業職や外出先でバリバリ仕事をするモバイルワーカー、縦置きにしてドキュメントなどを出先で読むエンジニアにはカバンの中に忍ばせておきたいアイテムとして非常におすすめできるものと感じました。繰り返しにはなりますが、とにかく軽さとそのフットプリントの小ささは正義です。
幼少期は広島、10代の半分を海外で過ごす。国内SIer、外資大手NWベンダ、外資エンドポイント管理のスタートアップなどを渡り歩く。
世の中にある面白いガジェットを追い求めて20余年。日々のウェブ界隈パトロール時に偶然(?)見つけてゲットしてしまったガジェットをご紹介することに情熱を注いでいる。
愛機はiPhone 13 Pro Max, Pixel 7, Surface Pro XとiPad Pro M1 12.9インチ。
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