レビュー : xiaomi mi band 7 proをお供に600km歩いて分かったこと

はじめに

Mi band 7 がリリースされて数ヶ月、最初は中国本土向けユーザに、続けて世界に向けてMi band 7 Proがリリースされました。大きな特徴としてはその大画面とGPS内蔵、そして大容量バッテリーの搭載で1週間のバッテリー駆動が余裕でできる、という触れ込みで非常に強い興味を持ちました。そしてみんな大好きAliexpressという形で日本にお取り寄せした形となりました。それでは（？）早速見ていきましょう。

ここだけは読んでほしいハイライト

• 画面が大きいは正義。老眼な人にはmi band 7無印はツラい
• GPSがついていることによる安心感（反面、Mi fitnessアプリがダメダメなのでスタンドアローンでワークアウト履歴を管理できる安心感）
• mi band 7 proはバンド周りや充電用ドックのオプション品がまだ出揃っていない。一方でmi band 7 は充電台など充実している
• 7Proという名前は必ずしも7 無印より優れているわけではない（7無印でいうPAIなどはとれない）が、GPSと大画面がすべての不足部分を忘れさせてくれる

Mi band 7 Proと併せてmi band 7無印のレビューもご参考までにどうぞ。

550km運動した上でのガチレビュー : xiaomi mi band 7

この製品は誰にぴったり？

• まだ誰も使っていないフィットネスバンドを使いたい人
• アプリに依存せずGPS情報を含めてワークアウトしたい人（ケータイを持たずに走る人も含まれる）
• 老眼で小さい画面を見るのが辛い人(Mi band 7より圧倒的にみやすいです)
• Mi fitnessの使いにくさを生暖かく見守れる人

製品説明/特徴

Xiaomi Smart Band 7 Pro – Xiaomi Japan

大型の長方形フルカラーディスプレイをスマートバンドに採用。 ディスプレイのすべての機能はスマートフォンに似たレイアウトになっており、テキストやアイコンもより大きく表示され、 タップやスワイプがしやすくなりました。 このスマートバンドは、スマートフォンの便利な拡張機能としても使用できます。 各機能が一目で分かるシンプルな表示画面。 新たなルックスに変わったディスプレイ。 気分に合わせて選べる、 150種類以上のウォッチフェイス 洗練されたデザイン、スタイリッシュでスポーティな絵柄。 その日の気分にぴったりのディスプレイをお選びください。 ディスプレイを見る度に腕を上げたり振る必要はありません。 常時オンモードで、時間などの基本情報が一目で確認できます。 周囲光センサーがバンド表示を自動的に見やすく調整します。

https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-smart-band-7-pro/

個人的には

• 圧倒的な大画面
• 圧倒的な文字の見やすさ
• GPS搭載によるスタンドアローンでのワークアウトの実現
• 主張しなさすぎないデザイン

などが大きな特徴になるのではないかと考えます。

製品写真

アプリケーションの画面、使用感

ベンチマーク/製品を使用しての所感

• バッテリーのもち
  • Mi7よりは少し持つかなといった感じ。一方で画面が大きいことはより多くの電気を消費するので取るデータが増えると厳しいといった感じ。
  • 睡眠、血圧、血中酸素レベル、ストレスのトラッキングをOnにし、1日あたり2時間程度のワークアウトで使用すると、1日30％~40%程度をうろつく感じ
• バンド本体のUIの使い勝手
  • 圧倒的に画面が大きいことが使い勝手の良さにつながる。スワイプで上位に上がっていく使い方はとても使いやすい。一方で操作感が統一されていない部分などが若干あり、今後のアップデートに期待
• Mi fitnessアプリの使い勝手
  • ワークアウト時にアプリクラッシュなどでワークアウトが復旧できないのは致命的。Zepp Lifeではできている機能だけに早くなおしてくれ。

まとめ

• 画面は広い。素晴らしい。
• 使い勝手はMi band7無印よりも画面が大きいから使いやすい
• GPS単独でワークアウトが完結するのは本当に素晴らしい
• オプション品があまりない。電源ケーブルも種類が少ないし、スタンドはまだ存在を確認できていない。もう少し品揃えを揃えてほしいところ
• ソフトウェアの完成度はやっぱりAppleやFitbitには一歩も及ばず。今後に期待したいところ。